大谷翔平はホームラン王になる!松井秀喜WBCから巨人監督へ極秘情報!プロ野球ニュース

プロ野球界にも激震が

日本人メジャーリーガー初のホームラン王へ!二刀流・エンゼルスの大谷翔平(28)肉体と技術の進化、Kozu編集部で耳目を引いたプロ野球情報を紐解いていきたい。

「今季は奪三振王や本塁打王のタイトル獲りにも期待。殊に注目したいのが、日本人選手初となるホームラン王の行方でしょう。リーグトップとなる20号HR一番乗り、現在絶好調です」(週刊誌記者)

というわけで、大谷が今季こそ本塁打王を獲れる!鉄板根拠を探っていこう。

6月が大得意、マイク・トラウトとトラウタニの破壊力

まず、大谷が6月を大の得意にしているという事実。一昨年、昨年も6月に好記録を叩き出していたが、今年も前述の通り20号ホームラン、翌日もマルチ安打で全5打席出塁し盗塁も。いやはや凄まじい。

「しかも、フィル・ネビン(52)監督は、大谷を最も多く打席が回る1番打者に起用することも。多く打席が回れば本塁打を打つチャンスも増えることになります。さらに、続く打席にマイク・トラウト(31)がいる相乗効果。対戦投手からすればトラウトの前に走者を置くことは避けたい。前を打つ大谷とストライクゾーンで勝負せざるを得ませんからね」(スポーツライター)

仲のいい盟友としても知られる2人、この「トラウタニ」コンビはいまや大リーグでも屈指の破壊力である。

アーロン・ジャッジはIL入り、新加入の打撃コーチも

とはいえ、最大のライバルとなるアーロン・ジャッジ(31)の昨季の本塁打は、ロジャー・マリス(ヤンキース)の持っていたア・リーグ記録を61年ぶりに塗り替える62本。昨年並みのハイペースだと厳しいかもしれないが、ジャッジは現在IL入りしており、長期離脱となれば風向きも変わる。

また、大きく変わったポイントとして、首脳陣に新加入したマーカス・テムズ(46)打撃コーチの存在も。

「気難しい前任のジェレミー・リード(41)コーチに対し、陽気なテムズコーチがきたことで選手たちもリラックスできているようです。エンゼルス打撃陣は総じて成績も向上」(前述のライター)

大谷が大活躍した先月末のホワイトソックス戦ではバットにコーヒーをかける願掛けが話題となったが、これもテムズコーチの発案らしい。ホームランを打った際に兜を被せられるシーンなどからも雰囲気の良さが伝わってくる。

新バットで飛距離UP、フォーム改造

大谷は、バットメーカーを従来のアシックス社製から米チャンドラー社製に変えたという。チャンドラー社は大リーグでもパワー重視の強打者が好んで使うそうで、大谷は長尺モデルを使っている。バットが長くなれば遠心力も増し、飛距離アップに繋がっているわけだ。事実、大谷が放ったホームランの平均飛距離はリーグでもトップ。飛ばし屋としても轟かせている。

「また、グリップ位置を数センチ下げる微調整を加えていたことも分かっています。フォーム改造には大谷も手応えを口にしていますね」(野球評論家)

導入された新ルールも

大谷に更なる追い風となっているのが、今季から導入された新ルール。中でも15秒以内(走者がいる場合は20秒)に投球動作に入らなければ1ボールのペナルティが課されるピッチクロックの導入と、極端な守備シフトの禁止は、長打を狙う大谷にも大きなプラスである。

なお、引っ張りが目立つのも今季の打者・大谷に見られる大きな傾向だ。

超一流ピッチャーという最大の強み、野村克也にも通ず

大谷だけが持つアドバンテージ、それは「超一流の投手でもある」ということ。名将・野村克也は「敵を知り、己を知る」と言っていたそうだが、投手としての対戦データや打者心理は打席でも役に立つ。優秀な野球脳は最大の強み。実際、今季からはサイン伝達の無線機器ピッチコムも本格導入。大谷は捕手にサインを伝え、投球を自ら組み立てもしてもいる。そして、大谷ほど投手心理の分かる打者も存在しないだろう。

世界一連覇へ栗山英樹の次はイチローや工藤公康も

そんな大谷翔平、WBC(ワールド・ベースボール・クラシック)での大活躍も記憶に新しいが、侍JAPANを3度目の世界一に導いた栗山英樹(62)監督が任期満了、WBC連覇へ向け後任争いがはじまっている。ソフトバンク工藤公康(60)元監督、ヤクルト古田敦也(57)元監督らが有力視されるが、イチロー(49)や松井秀喜(49)らも噂されている。

WBCの監督といえば、栗山前監督が大谷翔平やダルビッシュ有(36)らを招聘したように、メジャーリーグ選手とのパイプが重要となる。

WBCで大活躍し日本人メジャーリーガーとのつながりが深いイチローは当然あがるだろうが、WBCに出場していない松井の名が出るのはなぜか。

現在、松井はヤンキースGM付特別アドバイザー。とはいえ、コーチ経験もなく、日本代表の監督候補として取り沙汰されるのは不自然な感も。

読売新聞グループの絶大な影響力、人事権を握っている

「巨人サイドが松井の名前を出したのではといわれているんです。巨人の親会社、読売新聞グループはWBCの東京ラウンドの主催。絶大な影響力があります。読売は人事権を握っていると」(前述の週刊誌記者)

しかしながら、長嶋茂雄(87)終身名誉監督が口説いても巨人の監督にならなかった松井。侍ジャパンの監督を引き受けるだろうか。

松井は当時所属していたヤンキースの反対で第1回WBCを辞退している。ただ「タイミングが合えばぜひ出たかった」と語っているようにWBCへの思い入れも強い。引き受ける可能性は十分にあるという。

「松井秀喜監督が実現すれば、話題性、注目度抜群。観客動員数やグッズ売り上げも凄いでしょうし、興行主の読売新聞からすれば願ってもいないチャンス」(スポーツ記者)

原辰徳の後任選びに苦労

そして、巨人軍の首脳としてはこんな思惑も。

「WBCの監督を経験させて巨人監督へ繋げたい。巨人は目下、原辰徳(64)監督の後任選びに苦労しているようです」(前述の記者)

そこで、改めて「松井監督待望論」が浮上しているわけだ。

古今東西人気のプロ野球、これからも注目である。