香取慎吾「歌ってみた『猫』」心に響く…プロが唸った不思議な切なさと包容力

スズキトキオ氏

『猫』は、人気女性シンガーソングライターあいみょん(25)さん作詞作曲、俳優としても活躍するDISH//の北村匠海(22)氏が歌う楽曲ですが、元ジャニーズのSMAP香取慎吾(43)氏もご自身のYouTubeで歌ってみた動画を上げております。とても素晴らしく感動的で、当サイトでも取り上げさせていただきました。

関連記事

 元ジャニーズのSMAP、香取慎吾(43)氏。YouTuberとしてのしんごちんも私は大好きであります。「歌ってみた」も素晴らしい。『夜に駆ける』『香水』、そして『猫』にも心を奪われました。やはり、香取慎吾はすごい!まずは北村匠海[…]

猫ちゃんも思わず

そんな『猫』について、もう少し専門的なことを聞いてみたいと思い、プロにお話を伺ってみました。

プロが語る『猫』の感動

スズキトキオ氏はオリコンインディーズチャート1位獲得、ビクターからメジャーデビューという経歴を持ち、私の仕事面では雑誌の付録DVDの音楽などを作っていただいた方です。スズキ氏によると、「『猫』は失恋の歌ですが、本家DISH//と違って、香取慎吾さんの方は暖かみがあって、まぁ何とか乗り越えていくかな~みたいな不思議な切なさがありますよね。この歌を作ったあいみょんさんはフォークが好きなだけあって、コード進行はとてもシンプルで歌メロも素直だけど、歌詞が投げ槍な口調でも丁寧にコミカルに心の傷を表現しているので、個性を感じる。女々しさを感じない愚痴を聞いてる感じですかね」と言います。

DISH//は直接的に感情に訴える歌い方、しんごちんは大人な感じ

さらに、「本家DISH//はもっと直接的に感情に訴える歌い方だけど、しんごちんは、どこか悲しい自分を自分で慰められるような大人な感じ。まぁそれでも悲しいことは悲しいんですけどね…の感情の切り替えが垣間見えるところが感動するんじゃないかな」「もしかすると、いろいろ経験した年齢の人は、しんごちん。痛みを直接感じてしまう繊細な若い心にはDISH//、とでもいいますか。実際に猫に接する時の包容力みたいの感じるかもしれませんね、しんごちん。恋愛のベタベタは感じないかもしれません。暖かい優しさを感じますね。もし猫が戻ってきても、笑顔で迎え入れてくれそう」と語るスズキ氏。なるほど……。深いですね。

「失恋した時にどっちのバージョンを聴いて感情とリンクするかって比べてみる手もあるかもしれませんね」

【2ページ目へ!下のボタンから】

記事のSNSシェア宜しくお願いします