ドラマ『テセウスの船』(TBS系)が最終回となりました。竹内涼真(26)氏主演で鈴木亮平(36)氏、榮倉奈々(32)さん、上野樹里(33)さんら出演陣も話題になった同ドラマ、意外な結末も視聴者を騒然とさせたようですね。
佐藤健と上白石萌音の「恋つづ」も人気
今クールは『テセウスの船』以外にも、いくつか気になったドラマがありました。同じTBS系では、『恋はつづくよどこまでも』も人気。通称「恋つづ」は、「魔王」こと医師役の佐藤健(31)氏と看護師役の上白石萌音(22)さんとのやりとりがドキドキもの、15パーセント以上の高い視聴率を獲得したラブストーリードラマでした。
また、『シロでもクロでもない世界で、パンダは笑う。』(日本テレビ系)も興味深かったです。一瞬、何のこっちゃという感じのタイトルですが、横浜流星(23)氏と清野菜名(25)さんのアクションが見物でした。横浜流星氏は空手の世界チャンピオンだそうです。
怪物ミノタウロスを退治した英雄テセウス
そして、ドラマ日曜劇場『テセウスの船』は25分拡大スペシャルで最終回が放送され、その視聴率は20パーセント近くに上りました。ちなみに、「テセウス」とはギリシャ神話でクレタ島の怪物ミノタウロスを退治した英雄。「テセウスの船」=テセウスのパラドックスというのは、アテネの人々が記念としてこの船を保存するために木材などを新しいものに換えていき、完全に新しい部品に入れ換わったときに、はたして「テセウスの船といえるのか?」ということのようです。
ちょっと難しいですが、ドラマの中で、主演の竹内涼真氏がタイムスリップを繰り返して、過去を変えてしまった人間たちは、はたして同じ人間といえるのか? そういうところを重ね合わせているみたいですね。
M-1グランプリ王者の怪演
そんなドラマ『テセウスの船』では、事件の黒幕が誰なのか?話題になりました。その正体はなんと、2018年にM-1グランプリの王者に輝いたお笑い芸人コンビ、霜降り明星・せいや(27)氏演じる「田中正志」ではありませんか!
あまりにも意外性のあるストーリー展開、せいや氏の尋常でない目つきや怪演に視聴者は恐怖すら覚えたようです。ネットなどでは、せいや氏の恐ろしい演技に「せいやさん、目つき凄かった」「怖い」「このドラマを見てせいやを嫌いになった」なんていう声も上がっていましたね。
こういった言葉はむしろ、役者冥利に尽きるのではないでしょうか。お笑い芸人やモノマネ、さらに俳優の世界にまで進出した霜降り明星・せいや氏。その勢いはとどまるところを知りません!