堺雅人VIVANT「別班」自衛隊関係者の証言…峻烈な歴史、実態や目的とは

堺雅人VIVANT続編

 高視聴率を記録し、大きな話題となった堺雅人(49)主演TBS日曜劇場『VIVANT』役所広司(67)阿部寛(59)二階堂ふみ(29)嵐・二宮和也(40)ら共演陣も豪華絢爛にして峻烈、そして、劇中でキーとなったのが「別班」である。文責Kozu編集部

 別班とは、自衛隊内に存在するとされる秘密組織。ドラマでは、堺氏が表の顔は商社マン、裏では日本のためにスパイ活動するという役どころを演じた。

「1950年代頃、米軍極東軍司令官のジョン・ハル大将が自衛隊の工作員の必要性を訴える書簡を吉田茂首相に送ったのが発端だといいます。その後、日米合同で養成訓練が行われ、60年代に入りムサシ機関として本格的に始動。ソ連、中国、北朝鮮などの情報収集が主だったようです」(週刊誌記者)

 2013年には別班に関する報道が出たが、当時の菅義偉官房長官が「これまでも現在も存在していない」と断言するなど日本の歴史上公にされることはなかった。

「いまでも別班の班員は秘密裏に活動しているといいます。アメリカCIAからの影響が大きいようですね」(前述の記者)

 ただ、自衛隊関係者によると背景には「班員の人手不足もあります」という実態。また、班員の処遇や評価は低く、出世も難しい。

 さらに、日本では情報分析能力のない者が派閥の論理などで主要ポストに就くことが多すぎ、班員からの情報が汲み上げられず無駄になっているのだと言う。

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 国家の情報収集力の弱体化は日本の安全を脅かす。別班の強化は重要といえそうだ。