フリープログラムの曲に「天と地と」を選んだ羽生結弦選手。「尊敬している戦国武将・上杉謙信との接点があって。この方の戦いの価値観とか、この人が生きてきた人生観とか、最後までの道のりみたいなものに凄く自分合ってるなと思ったんですね」
上を見やり、綺麗な涙
そして戦いの舞台裏、本番2時間前にこんなシーンがありました。イスに座り、いつものようにヘッドフォンで音楽を聴きながら口ずさむ羽生選手。上を見やるや、頬を伝い一筋の涙。綺麗、美しい……。
これについて羽生選手は、「泣いてたのか。分かんないです」と語り、「曲の主人公になりきるってことを最近やってて。たぶん悲しい曲聴いてたんだと思うんですよね。そこの曲の波長みたいなのに合わせようとしてたのかなって思います」
「それまで誰かを演じようとしてたんですけど、そうじゃないんだなって思って。SEIMEI（この曲で平昌五輪で金メダル獲得。実に感動、上記動画なども御参考ください）のときもそうだったんですけど、最終的に自分なんですよね。羽生結弦なんです」
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