草なぎ剛ミッドナイトスワンに続いてもはや本物の徳川慶喜「SMAPの感銘力」

武士道

 日本アカデミー賞で最優秀作品賞に輝いた内田英治(50)監督の映画ミッドナイトスワン。主演を務めた草なぎ剛(47)氏も最優秀主演男優賞を獲得しましたが、主人公の凪沙を演じた、というより、もはや凪沙そのものだった、と思えるほどでした。そして、NHK大河ドラマでの徳川慶喜にも凄まじい感銘を受けました。

NHK大河ドラマで吉沢亮や上白石萌音らと

 私も昔から大ファンだった元ジャニーズのSMAP草なぎ剛氏がNHK大河ドラマ『青天を衝け』に徳川慶喜役で登場すると聞いたとき、思わず打ち震えた小生。主演の吉沢亮(27)氏はもちろん、当サイトでも大人気の上白石萌音(23)さんも出るとあっては、昂奮を抑えることなど到底できませんでした。

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 そして、お二人の対峙は実に見事、予想以上といっていいほど、すさまじいものでしたね。

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 激動の時代の中、涙、怒り、笑い、さまざまな佇まいを見せた江戸幕府最後の将軍(第15代)徳川慶喜

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悲しみのイケメン

 さらに、将軍の座を退き、激動とは対称的な「静」の慶喜も流石すごかったですね。その物腰たるや終始、もはやこれが本物の徳川慶喜なのではないか、もう其れ以外考えられないほどでした。

渋沢栄一に最後の命令

 そして、このシーン。吉沢亮氏演ずる渋沢栄一と草なぎ剛氏演ずる徳川慶喜の二人が対座。慶喜こそが新しい日本を作るべきだったと主張する渋沢でしたが、慶喜は「私のことは忘れよ」「これが最後の命だ。渋沢、この先は日本のために尽くせ」 静寂的ではありながらもビリビリとした感覚、時代を動かす度量を持つ男たちのやり取りに心が震える。

渋沢「いままで有難うございました」

慶喜「渋沢栄一、大義であった。息災を祈る」

 栄一は涙で平伏しました。これはやばいです、本当に感動的なシーンでした。

 また、離ればなれになっていた川栄李奈(26)さん演ずる正室の美賀君と再会し、「よく生きていてくださりました」と、涙を流して慶喜の頬に手を触れる様も胸を打たれましたね。

 ちなみに、吉沢亮氏は先日のザテレビジョンのインタビューで、こんなことを述べておりました。作品中において「栄一と慶喜の関係性は一番濃いものではないかと思います」「栄一が抱く慶喜への尊敬と自分が草なぎさんに感じている尊敬にはリンクしている部分があるかもしれないと感じます」

 小生スナイパー神津なんぞには人知を超えた世界でありましょうが、凄まじい感銘を受けてしまったことは確かです。

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