佐藤健「やばい、涙出てんなぁ」伝説の大河ドラマ

戦う男

 仮面ライダーから永野芽郁(21)さん主演NHK朝ドラ『半分、青い。』や上白石萌音(23)さんとのTBS火曜ドラマ『恋はつづくよどこまでも』、時代劇映画『るろうに剣心』まで、幅広い演技力で我々を感動させてくれる佐藤健(32)氏。NHK大河ドラマでも、伝説的な名シーンを魅せてくれましたよね。

関係者も唸った

 佐藤健氏が福山雅治(52)氏主演の大河ドラマ『龍馬伝』で演じた岡田以蔵。これは『教えてもらう前と後』(TBS系)でも取り上げられましたが、テレビ関係者も唸るほどでした。

『半分、青い。』の演出などを手掛けた田中健二(58)氏は「ギラギラ感が画から伝わってくる」

 TBSプロデューサー石丸彰彦(47)氏もこの時の健氏を見て、「ここまでこの人は上手くなってるんだとビックリした。内面から出るものが」

『龍馬伝』演出、『るろうに剣心』監督の大友啓史(55)氏も、「途中からグイグイきたよね。すげぇなー」

「凄いの撮れた!」

 クライマックスは切腹のシーン。以蔵は笑いながら右目から一筋の涙がこぼれ落ちます。

 大友氏は思わず、「凄いのきちゃったね。泣くとか笑うとか書いてなかった気がしますね」

 台本には何も指示がなく、「僕もどっちかと言うと泣きたくない、と思ってたんですよ。潔く」 しかし、「ヤバイヤバイ、これぇなんか、涙出てんなぁ。ちょっとプランと違うからよくないな」と振り返る佐藤健氏。

 終わった瞬間、監督に「もう一回やらせてもらっていいですか」と言ったら、監督たちがめちゃくちゃ盛り上がってた。「凄いの撮れた!」みたいな感じで。結局、再度やらせてもらったらしいですが、一番最初のが使われたそうです。

 この「伝説の涙」のシーンは何度観ても凄まじいですもんね。本当に心が震えます。

【あわせて読む】佐藤健「ラブシーンの左手は侍の鞘の位置」

 一方、健氏は同番組の中で「一番もがいたドラマ」についても語っておりますので、下記なども御覧いただければと存じます。

【次の頁へ】佐藤健が一番「もがいたドラマ」

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